市保健福祉センターで3月11日、「地域福祉セミナーやまと2017」が開催された。大和市社会福祉協議会(高橋政勝会長)主催。
今回も満員となった毎年恒例の人気セミナー。今年は「超高齢社会と認知症 認知症高齢者と家族を支える活動づくり」と題して地域の専門家や実践者が講演を行った。
基調講演で登壇したのは、(公社)認知症の人と家族の会神奈川県支部世話人の小宮勇氏。認知症患者とその家族への支援活動を続ける同氏は、認知症患者と家族のそれぞれの思いを実際の例を挙げながら分かりやすく解説。患者を温かく受け止め、想いに沿った支援をすること、認知症カフェなどつながりの場へ参加することの重要性を述べた。
他にも、中央地区社会福祉協議会の成田健三会長、大和柳橋郵便局の柴田和久局長、ゆらり大和の野間康彰施設長がそれぞれの実体験を基に講演をした。
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