調べてルーキー!【13】 行政改革・中学校プールの統廃合 見直しは各区の実情に合わせた対応を! 横浜市会議員 くさま剛
【Q】中学校プールが統廃合されるって本当ですか?(中学生)
【A】横浜市では8年後の2020年に、人口が約374万人とピークに達し、それから減少傾向になり、都筑区以外の多くの区では子供の数も減少します。このような状況の中、横浜市には市営プールが551か所ありますが、半数以上のプールが設置から30年程度を経過し、老朽化が進行しています。今後10年間これを維持するのには、年間の保全費だけでも約76億円、諸々合計して約123億円の経費が必要になってきます。そこで、行財政改革の視点から、今、全市的にプールの見直しが行われています。屋外プールの統廃合は勿論のこと、中学校プールに対しては「近隣の2〜3校のうち1校に屋内型プールを整備し、複数校で共同利用する拠点校方式を基本とする」という統廃合の考え方が示されました。ちなみに小学校プールは全校残す方針です。都筑区では、2055年まで人口が増え続ける統計が出ており、特に横浜市で一番生徒数が多い中川西中学校を筆頭に、900名規模の中学校が乱立する都筑区でプールを統廃合したら、「水泳」の授業や水泳部の部活動が成り立たなくなることは分かりきっていることで、非現実的過ぎます。区ごとの実情を反映できない横浜市役所主導政策のマイナス面が見事に出ている方針ですので、議会の所管委員会で「見直し」を強く訴えています。是非ご意見をください。
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