「平和」と「安心」を見つめる一年 神奈川県議会議員(自民党) しきだ博昭
今年、私たちは、終戦70年周年であると同時に、阪神淡路大震災さらには地下鉄サリン事件から20年という節目の年を迎えました。加えて、東日本大震災から早や4年が経過した今、改めて、「いのちの大切さ」や「平和の尊さ」について、私たち一人ひとりが向き合っていくことが求められています。
広島で生まれ育った私は、とりわけ、「戦争の悲惨さ」や「平和の尊さ」を次世代に継承することの大切さや、その重要性について、県議会のみならず様々な場で訴えてきました。
私を含め、すでに戦後生まれが国民の4分の3を占めるに至った今、戦争体験を語り継ぎ、継承していくことが益々困難となり、その風化が危惧されています。
私たちが、どのように、この節目の年を過ごすかが問われています。
また、東日本大震災発生時に、救援物資の収集や搬送に明け暮れ、幾度となく被災地を訪れ、現状を目の当たりにするとともに、被災者の方々の悲痛の叫びを直接お聞かせいただいた者の一人として、災害への備え、すなわち防災・減災の取り組みのさらなる充実を図り、一人ひとりの防災意識を高め、互いを思いやり助け合っていくことの大切さを痛感しています。
今なお、恒久平和を希求する私たちの願いを打ち砕くテロや紛争が後を絶たず、さらには、地震やゲリラ豪雨等の災害発生リスクが増大している今、「いのち」と「暮らし」、そして「未来」を守るという『政治の使命』を噛みしめるとともに、「平和」と「安心」を見つめる一年にしていきたいと思います。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>