県立体育センター(藤沢市)で5月20日、「第24回神奈川県グラウンド・ゴルフ大会」が行われ、川内(こうち)GG同好会(池辺町)の横溝朋江さん(71)が女子の部で優勝。今年9月の関東大会、来秋に岩手県で行われる国体の出場を決めた。
グラウンド・ゴルフはクラブでボールを打ち、ホールポストと呼ばれるゴールにホールインさせるスポーツ。15mから50mまで設定され、いかに少ない打数でラウンド終了できるかを競う。高齢者に人気のスポーツで、都筑区内でも盛んに大会が催されている。
今回の大会は県グラウンド・ゴルフ協会主催で、女子307人、男子482人が出場。ローン(天然芝)とクレー(土)を2ラウンドずつ回り、計32ホールの打数を争った。優勝した横溝さんは県の代表として、9月に千葉県で行われる関東大会、さらに来年10月に岩手県で行われる「第71回国民体育大会」への出場権を獲得。同競技での国体出場は区内初となる。
ホールインワンを4回
横溝さんはグラウンド・ゴルフ歴12年。以前からスポーツが好きでテニスを続けていたが、膝のケガで断念。町内会の回覧板で見たグラウンド・ゴルフの案内に惹かれて始めたという。鶴見川沿いの河川敷で練習し、市大会などで入賞したこともあった。
大会前から調子も良く、万全の状態で挑んだ。クレーは地面の起伏が読みづらく、他のプレーヤーがスコアを落としていく中、安定したスコアで突破。また「普段は1回あればいい方」と話すホールインワンを4回達成し、優勝に大きく近づいた。結果、68打でラウンド終了。横溝さんは「大きな大会で優勝するのは初めてで、夢のようだった」と振り返り、「どんな大舞台でも力を出し切りたい」と意気込んでいる。
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