寄稿 78 「中学校昼食」の準備進む 横浜市会議員 斉藤しんじ
平成28年度中の全校実施を目指す中学校昼食の準備状況が、このほど教育委員会より提示されました。平成26年12月にまとめた「横浜らしい中学校昼食のあり方」のとおり、家庭弁当を基本とし、家庭弁当を用意することが難しい場合に、「栄養バランスのとれた温もりのある昼食」を選択できるようになります。公明党市議団が研究、推進してきた「横浜型スクールランチ方式」に則った内容です。
販売価格については、アンケート結果に基づき、家計の負担を抑え、かつ継続的な提供が可能となるように、「ごはん+おかず+汁物」のセットで400円を超えない想定としています。
民間事業者の活用
提供に当たっては民間事業者のノウハウを活用するため、市が公募により事業者を選定し、5年間の協定を締結することを考えています。事業全体については市が総括し、献立作成・注文管理・調理・配達・回収・洗浄保管を事業者が担います。今月から公募を行い11月にかけて事業者が選定される予定です。
適切な公費負担
公費負担も適切に行い、複数献立や保温コンテナによる”温もり”の確保、配達・回収など学校側の負担を軽減します。
生活環境によって昼食の用意が困難な生徒への支援も、福祉と連携した審査・承認手続きを経て行われます。現在、仮称で「横浜型配達弁当」と呼んでいますが、これも公明党の提案により、名称を公募し年内に決定する予定です。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>