寄稿 90 子育て・生活環境改善の施策が前進 横浜市会議員 斉藤しんじ
9月6日より平成28年第3回横浜市会定例会が始まっています。提出されている議案の中で、公明党市議団として推進してきた施策が実現又は拡充される内容を紹介します。
小児医療費助成制度が拡充
現在、小学3年生まで通院医療費の自己負担が無料になる助成が行われています(入院医療費は中学3年生まで助成)。今回の議案では、平成29年4月より小学6年生まで助成の対象が拡大される予定となっています。拡大される小学4・5・6年生については、一回の診察で上限500円の自己負担が求められますが、現状の医療保険制度の3割負担からは大幅に軽減されることになります。
しかし、今回の改正案は、わが党の考える「中学3年生まで」の対象拡大と、「所得制限の撤廃」、「全額助成」の要望が達成されるまでのステップアップに過ぎないと考えており、「子育てしやすい横浜」を目指し、経済的負担の心配がなく安心して必要な医療が受けられるよう、さらなる小児医療費助成制度の充実を図ってまいります。
「ごみ屋敷」対策の条例を制定
我が党は市民から、いわゆる「ごみ屋敷」について苦情・相談を受け、早急に条例化を含め実効性のある対策を要望してきました。その結果「不良な生活環境の解消及び発生の防止を図る条例」の制定が提案されました。
この条例案は、不良な生活環境の解消と予防、再発防止のための支援を基本として、やむを得ない場合の措置も規定しています。この「ごみ屋敷」対策を契機として、誰もが安心して暮らせるまちづくりに向けた取組を進めてまいります。
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