寄稿117 横浜環状北西線の工事が進展 横浜市会議員 斉藤しんじ
東名高速道路の横浜青葉インターチェンジ(※以下、IC)と第3京浜道路の港北ICを結ぶ、横浜環状道路北西線の整備が進んでいます。
トンネル部を掘り進みながら壁面を築いていくシールドマシンが平成29年3月に緑区北八朔町から発進し、本年8月に都筑区東方町に到達しました。東方地区や川向地区における外観もはっきりしてきました。
北西線の整備により、北線と一体となり、さらなる首都圏の防災機能の確保、保土ヶ谷バイパス等周辺道路の混雑緩和、横浜市北西部と横浜都心、横浜港等の湾岸エリアとの連絡強化が図られます。経済活性化とともに大気環境の改善等の効果が期待されるため、2020年東京オリンピック・パラリンピック前の開通予定となっています。
港北IC周辺地域の新たな発展を
都筑区にとっても北西線の整備を機に、新たな都市活力の創出が期待されます。私は、工事が始まる前から、港北IC周辺地域も新たに発展するような街づくりを、毎年の予算要望や、議会質問でも取り上げてきました。
地元地域でも土地区画整理準備組合が設立され、新たな開発の取組みを行ってまいりましたが、本年3月に、川向町南耕地地区が市街化区域編入され、土地区画整理事業の都市計画が決定されました。議会において、市長は私の質問に対し「企業の誘致や集積など戦略的な土地利用を誘導する」と答弁しています。今後、北西線と横浜北線に乗り降りできる港北出入口が新設されるなど利便性も大きく向上します。
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