新春特別企画 本年も安全・安心の施策を前進 横浜市会議員 斉藤しんじ
人生100年時代を見据え、年金、雇用・労働、医療、介護、子育て支援の各分野で誰もが安心して暮らせる全世代型社会保障の構築が求められてきます。今後、国の検討状況を確認しながら、横浜市の政策にも反映していきます。
令和2年のスタートにあたり、横浜市や身近な地域の喫緊の課題対策への取組みを紹介します。
新たな防災・減災の取組み
これまで、いつ起こっても不思議ではないと報告されている首都直下型地震等に備えた自助、共助、公助の取組みを進めてきました。しかし、昨年は、集中豪雨、台風による甚大な被害が発生したことから、風水害対策も重要となってきました。そこで、開設される避難場所や段階的に避難情報が発令されることなどが、震災時と異なる点を考慮した研修・訓練などを工夫して、しっかりと伝えられるよう取組みます。また、より迅速に災害ボランティアの受け入れに関する情報を伝えられるよう本市及び区のトップページに掲載していきます。
総合的な依存症対策
従来から、アルコールや薬物に対する物質への依存、公営競技やぱちんこといったギャンブル等に対する行為への依存など、総合的な依存症に対する対策を推進してきました。それに加え、世界保健機構(WHO)は今年5月、「ゲーム障害」を新たな疾病にすると決定しましたので、相談支援の強化を図っていきます。
国において、アルコールやギャンブル等依存症の基本法が制定されましたが、本市でも、依存症を対象とした医療機関、回復施設や自助グループといった関係者とネットワークづくりを進め、主体的な依存症対策を推進していきます。
教育環境の充実
小学校において、来年度より、外国語の教科化やプログラミング教育が始まります。よりグローバル社会で活躍できる人材の育成が期待されますが、教職員の負担も過大になります。そこで、授業で使える教材等を、オンライン上で共有できるシステムの導入を進めるなど、ICTを活用し業務効率の向上を図りながら、児童の学びを充実させる授業づくりを支援していきます。環境整備の点で、これまで普通教室、特別教室へのエアコン設置を進めてきましたが、体育館へのモデル設置を行い検証してきました。それに基づき今後、既存の体育館への設置も進めていきます。
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