寄稿 155 令和4年度予算が成立 横浜市会議員 斉藤しんじ
横浜市会第1回定例会において令和4年度の横浜市予算が成立しました。その中から、市民の生活の安全・安心につながる施策について紹介いたします。
防災・減災の取組み
浸水ハザードマップを上半期中に全戸に配布します。これは風水害の激甚化に対応し、内水・洪水・高潮の各マップを1枚にまとめたものです。「内水ハザードマップ」は、下水道や水路からの浸水危険地域を示すもので我が党の提案で作成されてきたものです。
バス路線へ乗継割引導入検討
地域交通の更なる充実に向けて、 複数のバス等の交通手段を乗り継ぐことを前提にし、運賃割引の仕組みを検討するべきと提案しました。これに対しバス路線の再編に伴う乗継拠点や、乗継割引の検討などを進めていくことになりました。
医療的ケア児支援を拡充
医療的ケア児が安心して通学し、充実した学校生活を送れるよう、さらなる取組みを要望してきましたが、成長段階に合わせたケアの提供や自立に向けた技術指導を行い、小児看護に対応した訪問看護事業所を増やし、希望する児童生徒に対応できるよう取組んで行くことになりました。福祉車両での通学支援としては、車両を7台から20台に増やします。
児童虐待防止へ
支援が必要な家庭の早期発見、虐待の未然防止、再発防止等のための「こども家庭総合支援拠点」が、今年度都筑区を含め8区に設置され、全区への配置が完了します。また、市内5か所目となる新たな児童相談所の基本設計が2026年度開所を目指し着手されます。
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