都筑区を拠点に活動する男子小学生バレーボールクラブ「港北ブレイズ」が、第44回全日本バレーボール小学生大会神奈川県予選会で初優勝。2年連続で全国大会出場を決めた。
大会は、県内各地区の予選会を勝ち上がった16チームが全国切符2枚を争う。1、2回戦を圧勝で勝ち上がった同チームは、準決勝で県内最強とも謳われる平塚の「石田JVC」と対戦。昨年の決勝では苦杯を舐め、4月の練習試合では1セットも取れなかった相手。今大会では拾ってつなぎ、キャプテンでエースアタッカーの井村洋貴さん(西富岡小6・金沢区)のスパイクで得点を重ねていく特長を思う存分発揮。互いに点を取り合う試合はフルセットまでもつれたが、逆転勝利で2年連続の決勝進出と全国出場を決めた。井村さんは「長いラリーを皆でつないで自分がスパイクを決められた」と激闘を振り返った。監督の坂田憲さんは「相手の方がプレッシャーがあったのだと思う。ミスを突けた」と勝因を分析した。
決勝戦は、同じ横浜地区代表で予選でも戦った横浜バッドキングにストレート勝ちを収め、見事初優勝を飾った。井村さんは「このチームの歴史を作れたのが嬉しい」と喜んだ。
全国大会は8月6日から9日まで東京、神奈川、千葉の会場で行われる。今年は昨年届かなかった決勝トーナメント進出を目標に掲げる。
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