年間最高の花の新品種を決めるコンテスト「ジャパンフラワーセレクション」苗物部門で、仲町台に本社を置く「(株)サカタのタネ(坂田宏社長)」の球根ベゴニア「フォーチュンスカーレット」が、最優秀賞となる「日本フラワー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。12月12日には都内の南青山会館で授賞式が行われた。
同コンテストは、(財)日本花普及センターなどで構成される「ジャパンフラワーセレクション実行協議会」が主催するもの。今年開催の苗物部門では、同社が最優秀の賞を受賞した。2006年にスタートした同コンテストで同社が同賞を獲得するのは4回目で、業界内では最多となっている。
今回受賞したのは、球根ベゴニアの「フォーチュンスカーレット」。ベゴニアは、これまで春から夏の鉢物として流通していたが、30℃を超えると花がすぐ落ちてしまうなど、温暖地での栽培は難しいとされてきた。
そこで同社が開発したのが、秋と春に栽培できる品種。日が短くても咲き続けることができるだけでなく、寒さが増すごとに花が大きくなり、発色も良くなる。この鮮やかな花色と、花径6cmから12cmにもなる大きな花弁が豪華な印象を与える。休むことなく次々と咲く「連続開花性」も特徴だ。同社は、「これを機会に、ますます多くの方にベゴニアを楽しんでいただければ」と話している。
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