寄稿59 「平成26年度予算審査に臨む姿勢」 横浜市会議員 斉藤しんじ
先日、平成26年度横浜市予算案が発表されました。今回も、厳しい財政状況の下での予算編成になりますので、無駄を省き、必要な施策が実行できるよう、これからの市会本会議、予算特別委員会等での論戦に臨んでまいります。
予算編成の方針について
25年度2月補正予算と一体となった”15ヶ月予算”として編成し、切れ目のない執行により、市民生活の安心確保と市内経済の活性化を支えるとの方針は、我が党の主張の方向性と一致しているものです。以下、我が党の要望が反映されている予算案の事例を紹介します。
防災・減災
災害時に子どもの生命を守るため、市立小中学校の児童・生徒に携帯型ヘルメットを支給する要望をしてきましたが、26年度は、市立小学校1年生と特別支援学校1年生に支給する予定になりました。
教育・子育て
いじめ・不登校への対応等のため、26年度中に全小学校に児童支援専任教諭が配置され、カウンセラーの小学校への派遣回数も拡充されます。また、保育所待機児童解消を継続する予算も大幅に拡充されています。
福祉・医療
以前より要望していた、高齢者の肺炎球菌予防接種事業が26年10月より開始される予定です。
経済・雇用対策
活力ある横浜をつくるために、女性と青年の力を引き出すことが重要と主張してきました。今回、中小企業女性活用推進事業、女性企業家等への支援が図られました。ただ、若者(青年)の自立・就労に向けてはさらに実効性のある支援が必要です。
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