緑区中山町から都筑区すみれが丘までの延長約7Kmにわたる主要幹線道路「中山北山田線」。このうち、整備が進められていた緑区の川崎町田線「青砥交差点」付近から都筑区の横浜上麻生線「川和町駅交差点」までの約1・2Kmが4月11日に開通した。これにより、両交差点が最短距離で結ばれ、2区にまたがる交通利便性が向上した。
今回開通したのは都市計画道路中山北山田線(青砥北八朔川和地区)街路整備事業として着手していたエリア。青砥交差点から見花山の富士見が丘西側交差点付近までの約2Kmのうち、08年度に見花山から川和までの760m区間を供用開始。残る約1・2Kmの整備が完了し、中山方面と港北ニュータウンとの行き来がスムーズとなった。
今回の開通で期待される整備効果として市道路局では「南から北へのアクセスがよくなり交通渋滞も緩和される」とする。特に渋滞に関しては、「横浜上麻生線と交わる川和町駅周辺での慢性的な渋滞解消が大きいのでは」と話している。
また、道路は騒音の発生を抑制する低騒音舗装を採用。開通した1・2Kmの道路は全線4車線となるが、青砥交差点付近の約400mが一部2車線となっており、6月下旬に4車線開通になる見込み。
道路環境から、”近くて遠かった”両地区が最短距離で結ばれた。交通の利便性が高まることに加え、長年懸案となっていた渋滞緩和にも期待がかかる。
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