中川商店連合会 店主同士の交流から"共存共栄"を図る
昭和32年、点在する30店舗の会員でスタートした中川商店連合会。もともとは中川や南山田、東山田、勝田、牛久保など8町村が参加する商店街だった。
当時としてはまだ珍しかったサービス券を発行したのも同連合会。特典は成田山の旅行など、買い物客が楽しめるイベントにも積極的に取り組んだ。このサービス券はなんと、今も商品券として継続、活用されているというから驚きだ。
都筑区商連の会長で、同連合会の会長を務める吉野会長は商店街の良さについて「店主同士が気兼ねなく付き合えるしお互いに協力もできる。例え同業種であろうとも、共存共栄して営業できるのが強み」と話す。そういった意味ではサービス券が長年にわたり使われているのは共存共栄できている証なのかもしれない。
区の発展とともに、今では9店舗の会員となった同連合会だが「長年培った配達機能を活かし、地域密着型商店街を目指している」と吉野会長。このほか、区民まつりの出店や、青色回転灯付パトロールカーによる防犯パトロール、認知症高齢者の見守りなどにも積極的で、今後は街づくりの一環として、街路灯23本をLED化する予定だ。
|
|
|
|
|
|