議会で提案しました(国際局編) 横浜市会議員 木原みきお
3週連続の市会報告、3週目は国際局です。
国際機関の活用
皆さん、ITTOをご存じですか?現在、日本に本部を置く国連機関は2つしかなく、そのうちの一つがみなとみらいにある、熱帯林資源保全などに取り組む国際熱帯木材機関(ITTO)です。横浜市は同機関に対し、各種費用負担や大会開催時の運営サポートなどしていますが、現状のような一方通行の支援ではいけません。そこでまず、国際機関本部があるブランド力を企業誘致に活用すべきと提案しました。関係局と協議し企業誘致を進めたいと当局から答弁を得ました。
次に、さらなる活用を求めました。昨年12月にパリで開催されたCOP21では途上国にも温室効果ガスの排出削減目標の提出が義務化されました。京都議定書では米国やカナダの離脱がありましたが、限られた参加国だけが取り組むのでは温暖化対策になりません。 温暖化対策に関わるITTOを通じ国際世論をリードしていくことが横浜市のメリットにつながると提案し、副市長から外務省や林野庁と協議を進めたいとご答弁いただきました。
医療通訳の充実
3年後にラグビーW杯決勝戦が横浜で開催され、東京五輪・パラリンピックも間近です。対象言語拡大や急患対応など医療通訳の充実を求め、当局から今後検討を進めたいと答弁を得ました。外国人観光客やビジネス客増加に繋がります。
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