寄稿 決算特別委員会の質疑から 横浜市会議員 斉藤しんじ
10月3日に開催された横浜市会平成28年度決算特別委員会総合審査において、公明党市会議員団を代表して質問に立ちました。いくつかの重要な施策についての質疑内容を報告します。
【1】2015年、国連総会で採択された持続可能な開発目標(SDGs)に対する横浜市における取り組みについて各々の目標ごとに質問しました。その中で、平和の推進について、核兵器廃絶の機運を高める取り組みを聞きました。当局は、今年度は平和首長会議総会参加を契機として、広島から講師を招き、講演会などを開催すると答弁しました。
【2】8月1日の大雨の際、都筑区川和町の一部で、排水溝から水が吹き出し、近隣住宅が浸水被害を受けたことを踏まえ、排水溝と鶴見川間に設置されている水門の管理を徹底することを提言しました。当局によると県が新たに検討会の立ち上げを予定していることから、本市も検討会に参加し、水門管理の改善に役立てていくと答弁がありました。
【3】認知症対策において、特に軽度認知障害の早期発見と認知症に移行しないための対策について質問しました。当局から、元気づくりステーションや認知症カフェなど、予防活動を行っている場を、軽度認知障害の方に紹介するとともに、活動できる場を増やしていくと答弁がありました。
【4】鉄道駅の可動式ホーム柵の設置について、乗降客数が多い駅と視覚障害者の方が利用する施設の最寄駅について鉄道事業者と協力し、市が整備を加速するよう訴えました。
林市長は、補助対象としている全駅の平成32年度までの完成を目指して、国、県とも連携し、整備促進にしっかりと取り組んでいくと答弁しました。
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