議会での提案や実績をご報告します(まとめ・前編) 横浜市会議員 木原みきお
どんな厳しい状況でも必ず未来に希望がある社会にしたい。その思いで福祉分野を中心に活動しています。議会での提案や実績をご報告します。
認知症&予防カフェ
2025年に認知症の方が全国で約700万人、都筑区も1万人を超えると言われています。地域の方が認知症を理解し、予防に取り組む認知症&予防カフェの支援を議会でいち早く提案しました。市長から前向きな答弁を得て、地域の方の熱心な活動を開設・運営面で支える体制を作っています。
介護する家族の負担軽減
徘徊症状のある方が鉄道事故で亡くなり、遺族に高額な損害賠償を認めた裁判例があります。日常の介護で大変なうえに、万が一の際に高額な賠償責任を負ってしまうのでは家族の精神的・経済的負担が大きすぎます。他都市は損害保険の活用などで遺族の救済を進めています。事故発生後に支援策を作っても遅すぎます。横浜市でも早急に実現するよう求めています。
介護人材の確保
超高齢化で2025年に横浜市で1万人の介護人材不足が予測されています。人材確保には給与面改善に加え、職員の負担軽減が必要です。介護の苦労を聞く調査で最も回答が多いのは排せつで、排尿や排便を事前に察知し知らせる予知機器の開発が進んでいます。導入促進を求め、費用面の支援策が実現しました。介護人材確保に繋げます。
自殺ゼロに向けて
追い込まれた末の死。この悲劇を根絶するために度々対策を求めています。平成29年の市内自殺者数は443人で、月別で最少の2月が23人、区別で最少の泉区は11人です。自殺者ゼロの月、年間自殺者ゼロの区を達成し、その積み重ねが着実な自殺対策に繋がります。自殺者の約2割は自殺未遂歴があり、未遂者は原因が根絶されるまで再度自殺に向かいかねません。未遂者支援を求め、効果的な支援に向けた未遂者の実態分析が新たに始まります。一人でも多くの命が救われるように。その思いで提案を続けます。
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