事件を風化させることなく、「ともに生きる社会」をめざす。 神奈川県議会議員 しきだ博昭
2016年7月26日、県立障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、19名もの尊い命が奪われ、27名もの人々が負傷するという痛ましい事件が発生しました。
この事件は、容疑者の障がい者に対する差別や偏見といった誤った考え方により引き起こされたとされておりますが、このような考え方に断固反対するとともに、再発防止と真の共生社会を実現していく強い決意を内外に示すため、我々県議会は、県と協同し「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、これまで様々な取り組みを続けてきました。
明日、事件発生から、はや3年を迎えようとしている中、去る7月22日には、関係者をはじめ多くの県民の皆様のご出席のもと、津久井やまゆり園事件追悼式が執り行われ、この事件で犠牲となられた方々を悼むとともに、事件を決して風化させることなく、「ともに生きる社会」の実現を誓い合いました。
3年という月日の経過とともに、事件の風化が危惧される中、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念をさらに普及していくことが求められており、二度とこのような事件を繰り返すことなく、障がいの有無にかかわらず、誰もが自分らしく暮らすことのできる社会を実現していかなければならないとの決意を新たにしています。
|
|
|
|
|
|