12月15日(日) 神奈川県庁本庁舎 「共生社会実現フォーラム」開催! 神奈川県議会議員 しきだ博昭
2016年7月26日、県立障害者支援施設「津久井やまゆり園」において、19名もの尊い命が奪われ、27名もの人々が負傷するという痛ましい事件が発生しました。
戦後最悪と言われる凶悪事件を引き起こした背景には、容疑者による障がい者に対する差別や偏見といった考え方があるとされています。
我々県議会は、こうした間違った考え方に断固反対するとともに、事件の再発防止と真の共生社会の実現に向けた決意を内外に示すため、県と共同し「ともに生きる社会かながわ憲章」を策定し、その理念の普及と具体的な取り組みを続けて来ました。
しかしながら、昨年末の県民ニーズ調査結果では、「この憲章を知っている」と答えた人が2割にとどまるなど、広く県民に浸透しているとは言い難い現状です。事件発生から、3年余が経過した今、こうした調査結果からも、事件の風化が危惧されています。
改めて、「ともに生きる社会かながわ憲章」の周知と、共生社会の実現に向けた取り組みの一層の充実を図っていくことが我々の責務であるとの思いを強くしています。
来たる12月15日(日)には、県庁本庁舎において「共生社会実現フォーラム」が開催され、「ともに生きる社会かながわ憲章」の題字を揮毫された書家の金澤翔子さんによる書道パフォーマンス(正午〜12時半)をはじめ、障がいの有無にかかわらず誰もが自分らしく活躍できる社会の実現に向けた理解と行動を促す様々なプログラムを実施することとしています。
また、15日(日)から20日(金)まで、今年3月に改修を終え、公開がスタートした本庁舎4階の「正庁」において、金澤翔子さんの個展も開催されることとなっています。
この機会に、「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念と真の共生社会に向けた取り組みの重要性について、心ある多くの県民の皆様と分かち合いたいと思います。
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