第13回日本高校ダンス部選手権夏の公式全国大会が8月18日、19日にパシフィコ横浜=西区=で行われた。川和高校(赤井英明校長)はビッグクラスに出場し同校の最高タイ記録の5位入賞を果たした。部長の佐野倉真花さんは「緊張せずに楽しめた」と振り返る。
同大会は(一社)ストリートダンス協会らが主催し、高校ダンス部の日本一を決める大会。予選はそれぞれの地域ごとにビデオ審査で行われたため、ステージで踊るのは初めてとなった。
コロナ禍での練習
新型コロナウイルスによる休校期間も、スマホでビデオ通話などのオンライン環境を活用しグループ練習を重ねた。部活動が再開された7月からは、始業前、昼休み、放課後とできる時間の全てを練習に注いだ。また、通常なら顔を合わせて話し合う大会のテーマ決めもビデオ会議システム「ZOOM」上で行った。人数も多く発言が難しい場面もあり、「まとめるのがとても大変だった」と佐野倉さん。「その中でも一回一回確認することを意識した」と振り返った。
常に最高を
川和高校ダンス部は2年生38人で出場。チームの強みである仲の良さを生かし、「他校と被らないように」と決めた「パパラッチ」をテーマにダンスを作り上げた。帽子にCDをつけカメラに見立てたこだわりの衣装は自分たちで製作。当日は「部のモットーでもある”常に最高のパフォーマンスを”を意識して踊った」と副部長の菅野采花さん。「特に力を入れた部分」と話す中盤で見せる列をなしてウェーブを作る振り付け。踊りを見た先輩からは「かっこよかった」「川和では見たことのない動きもあっていいね」との称賛を受けた。「結果を聞き飛び上がって喜んだ」と笑顔を見せる顧問の蓮見和也教諭は、「限られた時間の中で集中できていた」と生徒たちを労った。
今後控える県大会に向けて、副部長の植松千穂さんは「雑談で培ったチームワークの良さを生かして一年生とも頑張りたい」と意気込んだ。
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