寄稿 138 中学校給食を実施 横浜市会議員 斉藤しんじ
来年度からスタート
現在、横浜市立中学校で提供されているデリバリー昼食の「ハマ弁」を学校給食法の「給食」に位置付けることが決定されました。このほど事業者も決まり、全国の政令市で唯一中学校給食が実施されていなかった横浜市でも、ついに給食がスタートします。
より安全・安心に
2021年の4月から開始され、家庭弁当や業者弁当も選べる選択制のデリバリー型給食として実施されます。ハマ弁が「給食」になることで、実施主体が横浜市となり、献立作成や衛生管理などの責任の所在が明確となります。今まで以上、安全・安心で質の高い昼食の提供が可能となることが見込まれます。
メニューは原則として「ごはん・おかず・汁物・牛乳」のフルセット。使用する食材に関しても、国産比率の向上、地産地消メニューの推進を行い、「生きた教材」として食育の充実も期待されます。
長年の活動が結実
中学校の昼食に関しては、多くの市民からご意見・ご要望をいただいてきました。公明党市議団は長年、全国の学校における取組みの研究や検討を重ね提案を続けてまいりました。家庭弁当から選択制のハマ弁を5年前から導入、そして今回の給食化についても課題を整理し、提案してきました。スペースや予算等の制約がある中で、これまでの活動が実を結ぶことができました。今後も、「保護者負担額の軽減」など、4月のスタートまで、子どもや家庭のために、まい進します。真摯に皆様のお声を聴き、市政に反映できるように取り組んでまいります。
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