神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
都筑区版 公開:2021年9月23日 エリアトップへ

地域活動交流会 「紡いできた繋がりが力」 コロナ禍の地域活動考える

コミュニティ社会

公開:2021年9月23日

  • LINE
  • hatena
講師役の澤岡さん
講師役の澤岡さん

 コロナ禍で活動が制限される中、地域活動やボランティア活動のあり方を考える交流会が9月15日、荏田東の「かけはし都筑」で開かれた。専門家が「コロナ禍でのチャレンジで得た『新たなチカラ』を大切に数年後を見据えて」と呼びかけ、区内で活動する市民らが熱心に耳を傾けた。

 交流会は都筑区社会福祉協議会の主催で、ボランティア・市民活動等分科会(新保芳子会長)が企画した。

 講義の講師役を務めたのは、ダイヤ高齢社会研究財団の主任研究員、澤岡詩野さん。『コロナ禍の地域の変化から、ボランティアを考える』と題し、コロナ禍だからこそ見えるボランティア活動の意義や続けるための心得などを紹介した。

 澤岡さんは、コロナ禍で数年後の活動を見据える視点について、▽活動を休止してみて改めて考える「活動の意味」▽異なるやり方で「大事にしていること」を続けること▽大事にすべきは「紡いできたつながり」--の3つを挙げ、「活動が長くなればなるほど目的が漠然とするケースもある。今が活動を振り返る機会になるといい」と話した。

 講義では、コロナ禍がもたらした地域活動の事例として、町内会掲示板を活用したコミュニケーションや宅配弁当での文通「お手紙弁当」の活動などを挙げ、「守るべきは今までの形ではなく、つながり。これまで紡いできたつながりが力になる。つながりや大事にしてきたことを途絶えさせてはいけない」と呼びかけた。

 参加者からは「活動を続けることのコツのようなヒントがたくさんあった」「グループ活動の本来の意味を改めて考えた」「活動者も楽しく活動することに意味があると感じた」といった様々な感想が寄せられた。

 同協議会の神山恵理さんは「地域の変化をきっかけに、今まで紡いできたつながりや支え合いを途絶えさせないことの大切さを改めて感じた。これからの活動についてもボランティアグループの皆さんと一緒に考えさせていただくことができればいい」と話した。

熱心に耳を傾ける参加者
熱心に耳を傾ける参加者

都筑区版のトップニュース最新6

外遊びが5年ぶり復活

こどもみらいフェス

外遊びが5年ぶり復活

会場は「セン南」砂の広場

5月2日

ピークから2割減

都筑区子どもの人口

ピークから2割減

人口割合では区内トップ

5月2日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月25日

読書検定高校の部でV

サレジオ学院高水さん

読書検定高校の部でV

「本好き」の共感集める

4月25日

「子育てあるある」を一緒に

特別養子縁組おしゃべり会

「子育てあるある」を一緒に

27日、ポポラで

4月18日

ジャズ&トークで能登支援

ジャズ&トークで能登支援

21日、都筑区団体が主催

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 2月22日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

都筑区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

都筑区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

都筑区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook