3人制バスケットボールを通じて介護の世界に注目を--。仲町台に本社を置き、介護事業を展開する株式会社NEXT FLOW(城崎永一郎社長)が3x3の女子プロチーム「G FLOW・EXE YOKOHAMA」を立ち上げた。5月28日に開幕する国内リーグ戦「3x3EXE PREMIER JAPAN2022」に出場し、新規参入を果たす。
「介護がまだ世の中に知れ渡っていない部分があると感じる。幅広い世代の人に知ってもらいたい。プロスポーツを通じてPRできればいい。そして3x3を知ってもらい、女子選手が活躍できる場を作りたい」と話す城崎社長。
3x3(スリーエックススリー)は3人制バスケットボールで東京オリンピックで初めて競技に採用され、注目を集めている。28日に開幕するリーグ戦には全国から男子42チーム、女子6チームが出場する。都筑区内では2チーム目。
参入には選手を集め、登録料やリーグ運営費を支払うことなどが要件となる。リーグ側から選手には試合毎の試合給のほか、大会の賞金が支払わられる。アスリートが現役中に新しいキャリアを築くことが出来る「デュアルキャリア」の考え方が広がっているのが特徴だ。
同社は訪問看護やリハビリテーションの事業を展開し、看護師や理学療養士など約30人の社員が所属する。選手は9人でチームの運営には介護事業に取り組む同社のスタッフがあたるという。
チームをけん引するキャプテンを務めるのは矢上若菜さん(29歳)。5人制バスケの社会人女子の強豪・秋田銀行で5年連続全国大会優勝を経験した実力者で、現在は映像関連企業で営業を担当する会社員でもある。
「また日本一を目指したい。勝ちにもこだわり、見ている人も自分たちも3x3が楽しいと思える試合をしたい」と意気込み、「5人制のバスケと違って一つひとつのプレーが大事。選手同士が共通認識を持って戦っていきたい」と気を引き締める。
5月28日の開幕戦は東京都千代田区の神田淡路町「ワテラス」で開催。9月まで熱戦が繰り広げられる。
都筑区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|