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旭区版 掲載号:2011年12月1日号 エリアトップへ

秋の褒章 旭区から1人、1団体 在宅福祉奉仕団体と自衛官募集相談員

社会

掲載号:2011年12月1日号

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「おたのしみ会」の中心メンバー
「おたのしみ会」の中心メンバー

 11月2日に発表された秋の褒章受章者。旭区からは32年、高齢者向けの給食会を開いている在宅福祉奉仕団体「万騎が原おたのしみ会」が緑綬褒章を、約30年にわたり自衛官募集相談員を続ける齋藤善孝さん(62)が藍綬褒章を受章した。

 緑綬褒章は、自ら進んで社会に奉仕する活動に携わる個人、団体、藍綬褒章は公衆の利益に貢献した人を対象に贈られる。

 万騎が原おたのしみ会は1979年に発足し、32年ボランティアで続けられている。旭区社協からの声がけで、民生委員・児童委員や自治会関係者らが集まり誕生した。一人暮らしの65歳以上を対象に月1回、自治会館で給食会を開いている。発足当初は10人前後だったが、地域の高齢化と共に年々利用者が増大。現在では、毎月平均30人が参加している。

活動は30年以上

 給食会のメニューは、ボランティアで考えている。旬の食材を取り入れ、見た目も美しくなるよう意識しているという。高齢者が食べやすいよう、野菜は小さく味付けは薄めに、やわらかく煮るなどの工夫が。一人暮らしでは調理しづらい家庭料理が振舞われており、参加者から「作り方を教えてほしい」という声もあるようだ。

 給食会では食事後にカラオケやフラダンスを楽しむなど、高齢者の交流場となっている。

 活動するボランティアは14人。32年間で延べ42人の地域住民が携わってきた。代表の渡邉美千子さんは「会は2年でリーダーを交代したり定年制を設けるなど、さまざまな工夫をしながら代々つながってきたもの。今後も参加者が楽しめることを考えながら、活動を続けていきたい」と話していた。

自衛官の普及支援

 斉藤総業(株)(本村町)の代表取締役でもある齋藤善孝さんは、ボランティアで自衛官募集相談員を約30年続けたことが認められた。「名誉なことで、大変ありがたい。今後も継続していきたい」と感想を話した。

 同相談員は自衛官を志す人にアドバイスや情報提供をしたり、募集に関する広報活動を担う。齋藤さんは「困難に立ち向かう自衛隊を応援したい」と相談員のボランティアのほか、県防衛協会の理事も務め、自衛官の普及などに努めている。また、今年度の横浜旭ロータリークラブの会長も務めており、地域での奉仕活動も積極的に行う。
 

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