安産の道 ママへのススメ3 協力:山本助産院 担当:高橋景子助産師
今回のテーマは、「胎教」です。みなさんは、胎教と聞くとどのようなことを想像しますか?
クラッシック音楽を聴いたり、美しい絵画を見たりすることを想像するかもしれませんね。でも特別なことをするのが、胎教ではありません。
赤ちゃんは、へその尾でお母さんとつながっています。栄養分や酸素をもらうだけでなく、お母さんの感情やホルモンの変化も敏感に感じているのです。あたたかい羊水の中、お母さんやお父さんの声をききながら生まれる日を待ちます。
妊娠は、身体の中で新しいいのちをはぐくむという神秘的な体験です。
「今日はいいお天気、気持ちがいいね」「まん丸お月様、きれいだねぇ」「一緒にお散歩しようね」――季節の移り変わりや日常の出来事について、お腹に手を当てながら赤ちゃんにたくさん声をかけてあげてください。そんなママのさりげない言葉が嬉しくて、赤ちゃんの胎動が増えるかもしれません。こころおだやかにいること、それが胎教なのです。
山本助産院のマタニティークラスでは、妊娠中の身体や赤ちゃんと向き合うワークの時間があります。
上のイラストは、妊婦さんがお腹の中の赤ちゃんをイメージしながら描いたイラストです。優しくて柔らかで愛に満ちた絵ですね。お腹に手をあててゆっくり深呼吸し、赤ちゃんの様子を想像してみてください。そしてあなたのお腹の中にいる赤ちゃんを描いてみましょう。
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