横浜開港資料館=中区日本大通=はこのほど、中庭にある「たまくすの木」周辺にバリアフリーデッキを整備するためのクラウドファンディングを開始した。
現在、周辺は通路が狭く段差もあり、車いすやベビーカーの通行には不便だ。今回のクラファンでフラットな足場にし、机やいすを設置することで、誰もが木陰で風を感じられる空間を目指す。
リターン品は、同館のミュージアムショップでも販売されている、(株)ありあけ=中区山下町=や横浜モンテローザ=中区長者町=のたまくすの木をモチーフとした菓子など、横浜ゆかりの品が並ぶ。
今年はペリーが横浜に上陸してから170年の記念の年。その歴史をも見守ってきた「たまくすの木」は多くの市民に親しまれ、横浜開港のシンボルツリーとされる。
同館の羽毛田智幸さんは「開港の歴史や木のことを多くの方に知ってもらいたい。皆様と一緒に憩いの場を作っていきたいです」と話した。
クラウドファンディングの期間は7月19日(金)までで、目標金額は500万円。目標に達しない場合は事業は行わず、返金される。支援はウェブサイトから。
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