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障がい児と家族の写真展 「幸せの瞬間」ずらり 3月14、15日に新都市プラザ

社会

公開:2024年2月29日

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親子の空気感が伝わる写真が展示される
親子の空気感が伝わる写真が展示される

家族の思いとともに

 「障がいのあるお子さんとそのご家族の写真展」が3月14日(木)と15日(金)、そごう横浜店地下2階、正面入口前の新都市プラザで開かれる。都筑区在住のフォトグラファー、後藤京子さんの撮影した写真が、被写体の家族からのメッセージとともに展示される。

 写真展は横浜市社会福祉協議会障害者支援センターの主催。障がい児や家族に対する理解を啓発することが目的で期間中は後藤さんが2018年頃から撮影してきた、ダウン症や知的・身体障害児と親などの写真を展示。約100点が並ぶ。

 特徴の一つが家族のメッセージが添えられていること。「子どもが生まれた時の気持ちや社会に伝えたいことなどを書いてもらっています」と後藤さん。メッセージは一言だったり、長文だったりと様々だが、子どもや支援者に対する感謝の言葉が多いという。

ママが笑うと子どもも

 自身も、9歳になる障がい児を育てている後藤さん。不安や心配を抱えながら育児していた頃、同じ境遇の母親たちとの交流を通じて、その笑顔の温かさや美しさに気づいたという。「ママが笑うと、子どもも笑うんです」--。カメラマンをしていた経験を活かし、「Loveフォトプロジェクト」と題した活動を17年末に始めた。

 今は「愛、幸、命」を伝えるフォトグラファーとして、家族や障がい福祉施設などの依頼を受けて撮影。写真展も市内などで開いている。

 「ご家族の楽しく温かな日常の空気感を伝えたい」と後藤さん。撮影の際は自身がパワーをもらうことも多く、「幸せな瞬間を撮ることで、私自身も幸せな気分になります」と笑顔を浮かべる。写真展について「命の大切さやかけがえのない時間を、それぞれの価値観で感じ取ってもらえれば」と話す。昨年10月に市内で行った撮影会では、公募で集まった家族が緊張する場面もあったが、「とても素敵な瞬間」が写真に収められているという。

 開催時間は14日が正午〜午後5時、15日は午前10時〜午後4時。問い合わせは市社協 障害者支援センター【電話】045・681・1211。

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