市会通信Vol.46 ASEANの成長を横浜経済へ 広域・グローバル活動も推進
12月17日に第4回定例会を終え、そのままミャンマーへ旅立ちました。今回は、モン州やカレン州を訪問し、国会議員や首長、教育長らと議論しました。
横浜市とベトナムのダナン市は、インフラ推進で提携しています。ダナンの成長を促すとともに「卵とニワトリの関係」にあるのが、ミャンマーのモーラミャインなどです。これらの地域は、内陸物流網や交通網を整備することで、都市の競争力を高めることができます。ASEANの成長は、日本の成長にも寄与し、外交面でも重要です。
新興国の成長に欠かせないのが教育です。今回の滞在でも教育施設を視察し、議員の費用弁償(日当1000円分)を辞書などの寄贈にあてました。日本の教育は識字率などの指標だけで見れば高いものもたくさんあり、教育政策として国際貢献することは新興国の成長を促進する上で重要です。
また、現地では、2020年の東京五輪開催がほとんど知られておらず、横浜市のブランド力強化政策の抜本的課題も再認識させられました。親日派が多いASEAN諸国の人々が率先して横浜に来るような政策を推進し、市内産業の拡大に寄与するような輸出政策も強化してまいります。
今年もグローバルな活動ついても強行スケジュールで行います。直近では、香港で行われる「アジア金融フォーラム」に招待されました。地方議員が招かれるのは、初めてではないでしょうか。昨年は、2年に1回シンガポールで開催されている「世界都市サミット」に招待されました。今年は、市会があるため参加できないのが残念です。
【最近の活動】フィンランド大使館・スウェーデン大使館での意見交換会(女性の就労支援政策、医療、介護、年金制度、教育政策について)【今後の予定】ノルウェー大使館(漁業について)、オランダ大使館(農業について)【昨年行った近隣自治体首長との意見交換会等】愛川町長、忍野村長、伊豆市長、小田原市長、道志村長
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