県政報告 「日本の未来を明るいものに」 神奈川県議会議員 梅沢 裕之
新しい年を迎え、日本の未来について思いを新たにしているところです。
日頃より、国づくりの要は人づくりにあると考えています。そして、人づくりといえば、教育です。いま、神奈川県の教育環境は大きく変わろうとしています。
まず、小中学校等では、教職員の給与負担の見直しが行われます。これまで給与負担は県が行い、任命権は横浜市が持つという「ねじれ」の状態が続いてきました。このため教育行政では、責任体制が曖昧になるなどの課題がありました。今回、県から横浜市へ、権限と併せて税源が移譲されることで合意に至り、今後は各々の学校の状況に応じ、地域の実情に適した学校運営が展開されることになります。
次に県立高校についてですが、横浜市立大学と県が包括的な連携協定を取り交わすことになりました。今後、横浜市立大学では検討をさらに進め、医学部医学科への県立高校生を対象とした推薦入学枠を、早ければ平成28年4月入学分から導入することになります。実現すれば、地元の生徒が地元の大学に学び、地元の医療機関で貢献することができます。県内の医師確保にも有効であり、私も積極的に対応していきたいと考えています。
また、保育園や幼稚園のあり方が国において大きく議論されている中ですが、県議会では幼稚園バスの安全対策について議論されました。この課題は、そもそも神奈川区にある幸ヶ谷幼稚園で既に始まっている取組について、私が取り上げたことがきっかけとなりました。東日本大震災では、幼稚園バスが津波に襲われて尊い園児の生命が失われました。海に接する本県でも決して他人事ではありません。県当局も課題の重要性を認識し、早速、12月20日に幼稚園関係者と合意のもと「神奈川県園バス津波対策研究会」の立ち上げに協力しました。今後、全県的に幼稚園バスの運行マニュアルを県としてガイドライン等にまとめ上げ、津波の影響を受ける可能性がある県内幼稚園に広く普及していくことになります。
今回、神奈川区民の方からお聴きした声をスピード感をもって生かすことができ、大変嬉しく思います。
「教育は国家百年の大計」とも言われます。現在、私は自民党県議団の政務調査会長を努めておりますが、幼児から高校生まで教育環境を整えることにより、住みよい神奈川づくりに努めていく覚悟です。
梅沢裕之
神奈川区西神奈川2-5-18
TEL:045-413-9008
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