県政報告 安全・安心の神奈川県へ 神奈川県議会議員 藤井しんすけ
平成30年第1回定例会の本会議において一般質問を7項目行いました。
三県省道友好交流ネットワークにおけるSDGsの取組について県が、中国・遼寧省、韓国・京畿道と提携する交流ネットワークの中で、例えば環境分野でのSDGsの取組を進めることについては近年、経済のグローバル化が急速に進む中で、環境問題も地球規模に拡大しており、地球温暖化は、気温上昇による気候変動や環境破壊を引き起こすため、温室効果ガスの削減が喫緊の課題となっています。東アジアでは、微小粒子状物質、PM2・5による大気汚染が深刻な問題となっています。こうした国際的な環境問題に対応していくには、国連が提唱する持続可能な開発目標、SDGsを共通の理念とし、各国や各地域が連携して取組を進めることが重要です。そこで、今後、同ネットワークにおいて、SDGsの理念を共有するとともに、本県の取組を紹介し、環境問題など意見交換を行い、解決に向けて具体的な取組を検討してまいります。との知事答弁がありました。
「都市河川の整備と水位情報の提供について」は、近年、全国各地の河川の氾濫による水害状況をみると、都市河川整備の進捗を一層早める必要があると考えます。国では、中小河川の洪水時の水位監視のため低コストの水位計の設置を推進し、河川の近くの住民に円滑な避難を促すには、洪水時の情報を詳細に把握・正確に伝えることが重要であり、本県でもハード対策とともにソフト対策として、水位情報の提供などを併せて取り組むことが重要と考えています。これらについて、今後どのように取り組んでいくのか、を質問しました。「県では、過去に水害が発生した河川や、都市化の進展が著しい地域を流れる18河川について、「都市河川重点整備計画」に位置づけ、整備を進めています。本県の厳しい財政状況の中、都市河川整備の重要性を国に強く訴え、十分な交付金の確保に努めています。ハード対策には完成までに期間が必要なことから避難対策などソフト対策を充実させることが重要です。県では、117箇所に水位計を設置し、HPで水位情報を提供していますが、早急に観測体制を強化する必要があります。既存の観測体制を補完するため、低コストな簡易水位計を設置し、河川整備が完成していない箇所など、57箇所については平成32年度までの完了を目指します」との答弁がありました。「より安全に安心して暮らせる神奈川県」づくりのため全力で頑張ります。
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