神奈川区版 掲載号:2020年1月30日号 エリアトップへ

かなっくホールで活動する「お囃子プロジェクト」の代表で、邦楽囃子演奏家である 望月 秀幸さん 37歳

掲載号:2020年1月30日号

  • LINE
  • hatena

脇役に、光を

 ○…脇役になりがちな「囃子」の魅力を伝えるために、自分たちで主宰して何かをしたい――。そんな思いで大学時代の同級生と10年前に立ち上げたのが「お囃子プロジェクト」だ。主な活動はコンサート。観客に喜ばれる邦楽エンターテインメントを目指し、従来の古典曲だけでなく、サックスやギターなどジャンルを超えた楽器奏者を招いて、洋楽・ポップス・クラシックと様々な音楽をともに奏でる。2年前からはかなっくホールでも活動を始め、5月からは小鼓教室も開講する。「邦楽古典の良さを継続しつつ、今の時代に適応できるよう研究していかなきゃですね」

 ○…父母とも囃子奏者という家系に育ち、3歳から長唄、小学生で囃子の稽古を姉とともに始めた。持ち前の才気を発揮し物覚えは良かったものの「厳しい稽古が嫌だった」。中学受験で一時中断したが、高校の時に囃子を再開し三味線も習い始めた。その後東京藝術大学邦楽科に進学。大学院まで進み、邦楽の世界に足を踏み入れた。

 ○…音楽に向き合う楽しさを教えてくれたのは、20代半ばで出会った打楽器バンド・仙波清彦&カルガモーズのメンバーたち。「考えずにハートで伝える」その姿に触発され、囃子のように自身の演奏を極めるだけでなく、観客と向き合う大切さを感じた。これを契機に新たな視点を取り入れた今の演奏スタイルが生まれた。

 ○…幼少期からプロレスファン。武藤敬司の”ムタ”に憧れ、毎週欠かさずプロレス中継を観ていた。今でも観戦が趣味で、コンサートでプロレス曲を演奏するほど。ネガティブに考えそうな時は、アントニオ猪木の「戦う前に負ける事考えるやついるかよ!バカヤロー!」の言葉で自身を鼓舞する熱い人だ。

神奈川区版の人物風土記最新6

伴 敬子さん

アニマルセラピー団体「フレンド・ワン」の代表を務める

伴 敬子さん

沢渡在住 77歳

3月26日号

小倉 勝十さん

「まち×学生プロジェクト」の立ち上げから尽力した

小倉 勝十さん

神奈川大学4年 22歳

3月19日号

吉田 健二さん

横浜の街なかで自然体験イベントなどを主宰し、さまざまな雑草の魅力を発信する

吉田 健二さん

松見町在住 36歳

3月5日号

志駕 晃(しが あきら)さん

映画化された『スマホを落としただけなのに』シリーズの原作者

志駕 晃(しが あきら)さん

横浜市在住 57歳

2月27日号

松島 昌子さん

神奈川区民生委員児童委員協議会の会長を務める

松島 昌子さん

片倉在住 75歳

2月20日号

植地 宏美さん

「お母さん業界新聞 横浜版」の編集長を務める

植地 宏美さん

大野町在勤 43歳

2月6日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月2日0:00更新

  • 3月26日0:00更新

  • 3月5日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年4月2日号

お問い合わせ

外部リンク