神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2012年6月28日 エリアトップへ

ブラインドサッカー 全国大会で準優勝 盲学校OBらが快挙

公開:2012年6月28日

  • LINE
  • hatena
結成1年半で全国2位の快挙を遂げたブエンカンビオ(写真=日本ブラインドサッカー協会提供)
結成1年半で全国2位の快挙を遂げたブエンカンビオ(写真=日本ブラインドサッカー協会提供)

 松見町にある横浜市立盲特別支援学校を練習拠点に活動するブエンカンビオが、6月9日・10日に東京都・味の素スタジアムで行われた「第11回日本ブラインドサッカー選手権B1大会」で、初出場ながら準優勝を果たした。

 結成から1年半。初出場で準優勝したブエンカンビオは、横浜市立盲特別支援学校=神奈川区松見町=がホームグラウンド。目の自由・不自由関係なく19歳から34歳まで、マネージャーなどを含めた19人が活動している。港北区出身のチーム代表・落合啓士さん(34)が大阪のチームでプレーしたのち、横浜に戻ってきた際に「横浜にチームを作ってほしい」と協会から打診され、2010年12月に結成。母校を練習拠点に選び、月2〜3回日曜日に練習に取り組む。

 今大会は、北は仙台から南は福岡まで全12チームが争った。同チームは予選グループAを1位通過。準決勝も快勝し、決勝で優勝候補たまハッサーズ(東京)と対戦した。「開始早々ゴールされて負けてしまったが、周りにダークホースと言われるほどアピールできた」と、今後のさらなる飛躍に意欲を見せている。同チームは、ベストゴールキーパーと大会MIPで1人ずつ表彰された。

 現在はイベントの出演依頼が殺到。「みんなに愛され、横浜に貢献できるチーム」を目指しており、8月末から始まるリーグ戦での活躍に期待が集まる。

 ブラインドサッカーはパラリンピックや国際大会など世界中でプレーされている、目の自由・不自由に関わらず参加できるフットサル。4人のフィールドプレーヤーとゴールキーパー、コーチ、攻撃相手側で仲間のプレーヤーのガイドをするコーラーの7人で戦う。キーパー以外のフィールドプレーヤーはアイマスクを着用、鈴の入ったボールを使うなど、独特のルールを持っている。


 

神奈川区版のトップニュース最新6

家庭との連絡法を統一

横浜市立学校

家庭との連絡法を統一

アプリ活用で新システム

5月2日

バス停が復活

神奈川区総合庁舎前

バス停が復活

地域の要望受け

5月2日

工場見学が累計30万人

日産自動車横浜工場

工場見学が累計30万人

愛され続けて90年

4月25日

DX対応でサイト新設

地域子育て支援拠点

DX対応でサイト新設

6月開始のアプリと連携も

4月25日

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月2日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook