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神奈川区版 公開:2015年2月26日 エリアトップへ

市まち普請事業 松ケ丘の防災倉庫完成 平常時の活用も視野に

社会

公開:2015年2月26日

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「このような感じです」と畳を受け取る南部会長(右)と北島さん
「このような感じです」と畳を受け取る南部会長(右)と北島さん

 市が市民の自主的なまちづくり活動を支援する「ヨコハマ市民まち普請事業」。松ケ丘自治会(南部貞治会長)が2013年度に提案、認定された自治会館の防災収納庫整備(提案名「町の防災拠点づくり」)がこのほど完了した。

一時避難所として20人分の毛布など

 90万円の助成金で整備された収納庫は、自治会館2階(高さ190cm・畳約1畳分)と屋根裏(高さ160cm・畳約4畳分)の二つ。中には、災害時に地域防災拠点の栗田谷中学校まで行くことが困難な場合を想定し、約20人分の毛布や寝袋、簡易トイレ、援護者を含めた約40人3日分の食糧などが備蓄された。これらの備品は区の補助金と自治会の資金により購入したもので、細かいものはこれから揃えるという。

 また、地域住民から収納庫の愛称を募集。中村里緒さん(青木小2年)が考えた「ものおきっこ」「やねうらっこ」が採用され、扉にはネームプレートも付けられた。南部会長は「遊びにやってくる子どもたちにも身近に感じてもらえるだろう」と笑顔を見せる。

 防災部長の北島計一郎さんは「例えば、畳マットはここで開かれているお花やお茶の会でも使える」と、平常時の活用についても考えており、4月にオープン予定となっている地域サロンでの活用も視野に入れている。

独自ルール策定し掲示板設置めざす

 その他、提案に盛り込まれていた情報発信板とまちなか案内板の設置は、市長が認定する「地域まちづくりプラン」の一つとして実現を目指している。現在、防災マップ作成や道路整備などと合わせて自治会独自に条例を策定しており、16年度の認定に向けて今秋をめどに市へ提出する予定。
 

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