来年10月の区制90周年を迎える神奈川区を盛り上げようと、このほど「神奈川区制90周年記念事業実行委員会」が発足し、7月15日に第1回目となる委員会が開かれた。神奈川自治連合会の伊東満会長が委員長に就任。区内各種団体の代表者らが出席した初会合で、区民一丸となって節目を祝うことを確認した。
神奈川区は、横浜市の区制施行にともない、1927年10月1日に誕生した。市内では、神奈川のほか、保土ケ谷区、鶴見区、中区、磯子区の5つが来年90周年を迎える。
委員は、区民まつり実行委員会のメンバーが中心となり結成。各連合自治会町内会長をはじめ、区内で活動する団体や企業、学校関係者などの代表者ら57人が名を連ねている。
記念事業は区民に神奈川区への愛着をさらに深め、「つながり」を感じてもらうことなどが目的。【1】神奈川区の魅力を区内外に向け広く発信し、神奈川区の良さを再発見する機会とする。【2】幅広い世代の区民が参加し、区民同士のつながりを強めるきっかけとする。【3】元気な神奈川区を目指して、健康ムーブメントを広げていく――という3つのキーワードで事業展開する方針だ。
委員長に伊東氏
委員長には、神奈川自治連合会の伊東満会長が就任。副委員長には、神之木西寺尾連合自治会・佐藤潮会長と神奈川区商店街連合会・石川清貴会長。監事に松見連合町内会の林岐志会長と神西地区連合会・鶴井謙吉会長が就いた。
また、区選出の市・県会議員8人が顧問に、二宮智美区長が参与を務めることも決まった。
かめ太郎モチーフに記念ロゴマーク作成
実行委員会には事務局の他、賀詞交換会や記念式典を担当する「式典部会」、記念事業の企画・実施を行う「事業部会」、各種広報・PRなどを担う「広報・PR部会」の3部会を設置した。
委員会では、来年1月の賀詞交換会で区制90周年のキックオフを宣言し、区のマスコットキャラクター「かめ太郎」をモチーフとした記念ロゴマークを公表することや、10月に記念式典・イベントと区民まつりを開催し、区制90周年記念誌を発行する案などが示された。これに対し委員から「ロゴは公募するのか」などの質問が上がった。具体的な内容については、今後の委員会で検討していく。
伊東委員長は「70周年、80周年に引き続いて3回目の大役となる。皆さまのご協力をいただき、区民一丸となって90周年の節目を祝いたい」と抱負を語った。
神奈川区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|