ミスター高橋の 連載 「貯筋」の心得 ㉟人間VS野生動物
鍛え上げた各種スポーツ選手の世界記録(2017年10月現在)は、いずれも超人的ですよね。年初の今回はいつもと趣をかえ、野生動物の伝説的運動能力と対比してみました。
まずは100m走。男子の世界記録は、ご存知ウサイン・ボルト(ジャマイカ)で9秒58。女子はフローレンス・ジョイナー(米国)の10秒49に対し、サバンナの王者チーターは2秒80という驚異の駿足。
競泳100m自由形、男子の記録はセザール・シェロ(ブラジル)の46秒91。女子はサラ・ショーストレム(スウェーデン)の51秒71。対する海洋のチャンピオン、メカジキは3秒50。
フルマラソン男子の記録はデニス・ゲブルト(ケニア)の2時間2分57。女子はポーラ・ラドリクス(英国)の2時間15分25。競走馬のレース中の瞬間速度は100m5秒50といわれていますが、昔の早馬は京都から江戸までの500Kmを走り通したそうです。
走り高跳び男子の記録はバビエル・ソトマヨル(キューバ)の2m45。女子はステフカ・コスダディバ(ブルガリア)の2m09。片や森林の猛勇、虎は7mの落とし穴からジャンプで脱出。ライオンは獲物を銜えて3mの柵を飛び越えたとか。
走り幅跳び男子の記録はマイク・バウエル(米国)の8m95。女子はガリナ・チスチャコワ(ソビエト)の7m52。猫科のピューマは何と18mを難なく跳躍。
重量挙げジャークの男子の記録はホセイン・レダザデ(イラン)263kg。女子はタチアナ・カシリナ(ロシア)の193kg。巨木をも倒す怪力王の象が、つながれている杭を抜かないのは、幼少時にできなかった潜在意識からだそうです。
|
|
|
|
|
|