MM21街区NEWS【2】 MM以前の沿革展示も 三菱みなとみらい技術館に新ブース
みなとみらい21地区が生まれる前、同地にあった三菱重工業株式会社の横浜造船所。その跡地の一角にある三菱重工横浜ビルには、同グループが運営する「三菱みなとみらい技術館」が入居している。
そんな同館が2月24日にリニューアルオープン。三菱重工グループ創業の原点から未来へとつながる幅広いものづくりの歴史を学べるテーマ展示空間「MHI FUTURE GATE」がお目見えした。
ブースの壁面では三菱重工グループ創業期から現在、未来につながる沿革を紹介。はやぶさ2を打ち上げたH―IIAロケットや大型客船の飛鳥IIなど、海・陸・空そして宇宙で活躍する同グループの製品模型が展示されている。
そしてブースの奥にあるのが、横浜と三菱重工グループのあゆみを紹介するコーナー。横浜造船所の前身となった、有限責任横浜船渠会社が設立された1891年から現在に至るまで、横浜造船所とMM21地区の関わりを記している。
自身もハマっこの久保庭章夫館長が「ぜひ見てほしい」と力説するのが、大正・昭和・平成のみなとみらいの写真と、横浜造船所時代を比較できるスライド。ドックヤードガーデンと合致する2号ドックや、造船所敷地内に横浜美術館があったりと、新しい発見ができる。「横浜に住んでいる方こそぜひ見ていただきたい」と久保庭館長は話す。
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