夜景に"カレー"な演出 学生らがバスツアーでメニュー開発
川崎臨海部の工場夜景バスツアーに4月からオリジナルのカレーライスが登場する。
2年前から始まり、これまで約2500人が参加している同ツアー。工場夜景をイメージした夜食メニューの提供で、さらなる誘客を図ろうと、川崎市と(社)川崎市観光協会が企画した。マニアの間で「工場萌え」という言葉が普及していることから「燃える(萌える)」食べ物としてカレーライスが選ばれた。
カレー作りは明治大学(多摩区)の学生などで構成された川崎産業観光学生プロモーター7人と東扇島にある川崎マリエンのスカイレストラン「フロンティア」に依頼。3ヵ月かけて共同で作り上げた。
見た目にこだわったカレー。具材の海草ビーズで工場の光、カマンベールチーズフライで船舶、揚げたパスタで煙突、夜空の星をプロセスチーズなど、皿いっぱいに川崎の工場夜景を表現した。ルーにもこだわり、ココナッツミルクや隠し味にリンゴが使われるなど、コクのあるビーフカレーに仕上がっている。
開発に参加した明治大学学生プロモーターの箕輪有紗さん(20)は「チーズ1つ取っても色々な種類があり、それぞれを組み合わせて工場夜景を表現していくのが大変だった。ぜひ多くの人にツアーに参加してもらい食べて欲しい」と話す。
料金は大人4300円、小学生3900円。各回45人(最小催行30人)。
詳細・申込みは旅プラスワン【電話】03・6436・0395まで。
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4月26日
4月19日