影向寺周辺を観光資源に 区観光協会が総会
宮前区観光協会(川島芳茂会長)の新年度総会が7日、宮前区役所で開かれた。
総会には会員のほか役員ら約50人が出席した。議事では12年度の事業・収支報告と13年度の予算案、事業計画案が出され、いずれも承認された。新年度事業では、宮前区の四季を写した写真などを収集してインターネット上などで公開するデータ化事業、川崎市観光協会、高津、多摩の2区観光協会と連携による札所めぐりなどの新規事業ほか、宮前区観光ガイドの会との連携による「宮前区周辺を歩く」などのウォークイベントや情報誌「宮前の風」の発行といった継続事業の実施が発表された。
また、国史跡指定をめざし、市の調査委員会が5月末に発足した橘樹郡衙跡(高津区千年)と影向寺(区内野川)を活用した観光振興の推進なども事業案に盛り込まれた。出席した会員からも、より積極的な活用を求める質問が出るなど、協会としても貴重な観光資源として事業に組み込む方針を明らかにした。
このほか議案では、役員の改選も了承された。川島会長は「今年度も住んでよし、訪れてよしのまちづくりを目指し、新たな事業も計画している。観光を通じて、宮前区の発展に寄与していきたい」と話し、出席者に各種事業への理解と協力を呼びかけていた。
|
こいのぼり悠々と4月30日 |
|
|
|
|
4月26日
4月19日