「皆で楽しめるスポーツに」 アンプティサッカーを体験
アウボラーダ川崎の選手と体験会参加者
ケガや病気などで足や手を切断している人によるサッカー「アンプティサッカー」の体験会が18日、市消防訓練場体育館で開催された。主催は宮前区を拠点に障害者・高齢者・子ども・市民の健康増進やスポーツ普及を行うＮＰＯ法人ファンズアスリートクラブ。当日は２人の障害者を含む小学生から40代までの17人が参加。地元チーム「アウボラーダ川崎」の選手８人が直接指導した。
足を切断したフィールドプレイヤーと腕を切断したゴールキーパーの各チーム７人で行う競技。同会では杖を使い歩く・走る・蹴るなどの練習をした後、選手らとミニゲームを楽しんだ。地元から参加していた事故で足を失った小学生からは「チームに入りたい」という声も。
アンプティサッカー単体での体験会は今回が初めて。主催者の井上秀憲さんは「フットサルなどと同じように、障害を持つ人と一緒に一般の方にも楽しんでもらいたい」と話した。今後も開催していく予定だ。
問い合わせは同ＮＰＯ法人【電話】０７０・６４０１・９２２３。
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