福田市長 区民と直接対話 シニア活用などに意見
福田紀彦市長が直接区民の意見を聞く「区民車座集会」が7月22日、宮前区役所で開催された。今年1月に始まった区民車座集会は市内全区で行われ、今回の宮前区で一巡した。
当日は38人の応募から抽選で選ばれた29人の区民が参加し、過去最多となる45人が傍聴。それぞれ90秒の持ち時間の間に教育や福祉・医療、まちづくりなど市の取り組みに対する意見を訴え、福田市長が一つ一つに回答した。
宮前区の車座集会を終え、特に市政に生かせそうな意見について聞くと、「シニアの活力に対する意見は宮前区だけでなく全市的な課題」と福田市長。寺子屋制度や有償ボランティア制度においてどのようにシニア世代の知識や経験を生かしていくのかという市民の意見に対して「シニア世代の力を借りることは若手も望んでいる。有償・無償の棲み分けも含め、市民と協力して一緒につくっていきたい」との考えを示した。
宮前区の印象については「参加者も多く29人が全く違う、幅広い意見が得られた」とのこと。7区の車座集会を振り返って「1対1の対話だけではなく、区民同士が意見に共感する場面が多くみられ、皆で意見を共有できた」と、当初予定していなかった効果に喜びの表情をみせた。
今年度は同方式で9月以降に再び開催。2年目に向け内容を検討してくという。
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5月3日
4月26日