宮前消防団(秋山明団長)の30周年記念祝賀会が3月15日、セレサ川崎農業協同組合本店で開催された。
同消防団は1985年7月に発足。同年の宮前消防署開庁に伴い、高津消防団から独立した。現在は3分団6班体制で117人が活動している。
当日は消防団員をはじめ、自治会・町内会関係者や福田紀彦川崎市長、地元選出議員など316人が会場を訪れ、30周年の節目を盛大に祝った。
挨拶に立った宮前消防団第6代団長の吉田義一さんは「30周年という節目を迎えられたのも皆様の協力のおかげ」と関係者らへの感謝の言葉を述べた。また、2012年に区内有馬のガソリンスタンドで発生した火災など、過去の消火活動を振り返り、「地域の安全安心のためには消防団の役割は大きい。一人でも多くの方に消防団に加入していただきたい」と協力を呼びかけた。祝賀会では、30年という長年の功績が評価され、福田紀彦川崎市長から感謝状が贈られた。この他、2月12日に発足した同消防団OB会(井田耕夫会長/第2代団長)の紹介も行われた。来賓からは「これまでの活動に感謝したい。今後40年、50年と続く活躍を願っている」との声が多く聞かれた。
なお、吉田義一さんは3月31日をもって42年間務めてきた消防団を勇退した。
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