戦国時代の名将、武田信玄が植えたとされる樹齢450年のケヤキから作られた大太鼓のお披露目イベントが13日、横浜市保土ヶ谷区のアートホールで開かれ、約300人の聴衆を前に勇壮な音色を響かせた。
演奏したのは市内に拠点を置く和楽グループの「昇」(田中昇代表)。
この大太鼓は直径1・5m。通常木を繋ぎ合わせて作る胴体部分を、幹をくりぬいて作った希少な逸品。昇の演奏を聴いた信玄ゆかりの地、長野県の牛山太鼓店から託されたという。
イベント当日はケヤキが植えられていた長野県長沼神社神主長沼忠行さんの祭事で幕開け。訪れた300人の来場者らは信玄ゆかりの大太鼓を中心とした「昇」の演奏や県内の和楽グループのステージ、大太鼓体験を堪能した。「この貴重な大太鼓を活かし、和楽の楽しさを伝えていきたい」と田中代表は話した。
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