老朽化に伴い、昨年1月から改築工事を行っていた宮前消防署菅生出張所(菅生3の43の23)が完成し、きょう18日から運用を開始する。改築中、犬蔵出張所に車両や人員が移転していたが、同日から以前の体制に戻る。警防第2課菅生出張所所長の後藤義文さんは「約1年近隣の皆さんには迷惑をかけた。気持ちを新たに活動していきたい」と話している。
新庁舎では、これまで1つの大部屋だった仮眠室が完全個室化したほか、同署として初となる女性当直職員の生活スペースが確保されるなど職員の勤務環境が改善された。また、多目的トイレや職員の体力錬成等に利用する多目的室も設置された。
10日には内覧会が行われ、地域住民ら約50人が見学に訪れた。鷲ヶ峰西住宅自治会会長の川田和子さんは「地域に開かれた出張所として住民が集える場になれば、区民の消防に対する意識の向上に繋がるのでは」と話していた。
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