聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生・尾崎承一病院長)では、これまで隔週(第2・4・5)だった土曜日の診療を12月から毎週行うことが決定した。
毎週診療に至った経緯は、高度先進医療の推進と病診連携を担う特定機能病院として地域医療をよりスムーズに行うためには、診療日を増やすことが必要であると考えたため。近隣の医科大学病院の多くがすでに土曜日の毎週診療を行っていることも後押しとなったという。尾崎病院長は「今後、地域のかかりつけ医と本病院との連携をより深め、地域ぐるみでの医療の提供が必須。特定機能病院、災害拠点病院としての役割をしっかりと果たすべく、取り組んでいく」と話す。
なお、同医大病院は特定機能病院として指定されているため、初診の患者は原則、他の医療機関からの「紹介状」が必要となる。また、受診歴があっても診療の予約がなく、6カ月以上受診がない場合も同様。紹介状がなくても受診は可能だが、初診料として別途税込5400円の負担がある。尾崎病院長は「より適切な医療を提供するためにも、ぜひお願いしたい」と話す。
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