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川崎産唐辛子 「香辛子(こうがらし)」がオイルに 相模原の企業が開発

経済

公開:2020年4月3日

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香力と香辛子のパンフレット(左から)
香力と香辛子のパンフレット(左から)

 川崎生まれの新種の唐辛子「香辛子」を使ったオリーブオイル「香力(かりき)」がこのほど、合同会社わざあり(相模原市南区・石井正一代表)から発売された。

 香辛子は、味の素(川崎区)が開発した辛味が少なく、柑橘系のフルーティーな香りが特長の唐辛子。香力はその香りと香辛子に含まれる燃焼効果を持つ栄養素をオリーブオイルに配合した。

 昨年8月に市が主催した香辛子を通じた企業マッチング会に、同社が参加していたことをきっかけに、翌月から開発が始まった。香力には同社のニンニクから栄養成分を抽出する独自技術が生かされている。

 同社の石井代表は「香辛子は水分が多いため分離しやすく商品化に苦戦したが、いい商品ができあがった」と語る。

 市外企業が香辛子の加工食品を開発するのは初めて。香力は今後、美遊JAPAN(川崎区)、アポルテフードファクトリー(高津区)、ホテル精養軒(中原区)で提供するメニューに活用される。市の担当者は「今後、市民の方々と香力の使い方やレシピを考える会を開催できれば」と話す。

 1本1900円(税込)。川崎市産業振興会館2階のまんまmiyu(幸区堀川町)、ネット販売で購入できる。

 市は昨年8月から味の素、セレサ川崎農業協同組合と香辛子の普及活動を進めており、今まで市内15軒の飲食店、食品加工業で活用されている。

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