バスの利用環境向上に向けた取り組みを進める川崎市は11月1日(火)から、補助を受け新設する「バス停ベンチ」の維持管理団体(自治会・町内会)を募集する。
清掃などの維持管理を担えば、市の補助を受けてベンチを設置できる仕組み。今回募集する約10団体は、地域特性やバスの利用状況などを踏まえて選ばれる。
「不満の声」契機に
同事業は、市バス管理のバス停留所にはベンチが設置されている一方、多くの民間バス会社管理のバス停にはベンチが設置されていないという「不満の声」が契機となった。市は、地域と連携したバス停へのベンチ設置の可能性を探ろうと、先の補正予算に同事業を組み込んだ。今年度の応募状況などを踏まえて、今後検証が行われる予定。設置には、国産木材等を活用したベンチであることや、歩道幅員が約3メートル以上(ベンチ設置後は歩道の有効幅員が2メートル以上)必要などの要件がある。
募集期間は12月2日(金)まで。市の担当者は「募集開始に先立って、事前相談を実施していますので、まずはお気軽にお問合せください」と呼びかけている。
詳細は、市まちづくり局交通政策室地域交通対策担当【電話】044・200・1209。
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