自民党の草間剛横浜市議(41)と元参院議員の藤末健三氏(59)、浅野文直川崎市議(52)の3人が、次期衆院選で新設される19区(宮前区・横浜市都筑区)からの出馬を目指している。
草間氏を巡っては、2月10日に本人の意向により党市連が市議選の公認を取り下げ、2月18日には党県連総務会で取り消しが承認された。関係者によると、後援会役員会で「市議選には出ず、退路を断って国政へ挑戦する」考えを伝えていた。
藤末氏は16日に神奈川県庁で記者会見を行い、出馬の意向を表明した。宮前区に住んでいたことから「再起の場所として19区を選んだ」とし、公式ブログで経済・防衛・教育問題などに取り組むとコメントしている。
こうした状況下、自民党県連は18日、19区の選挙区支部長を統一地方選前に決定する方針を発表。これを受け浅野氏も20日に投稿サイトで「そして国政へ」と題した動画を配信。「『新利権構造』に立ち向かうため活動してきたが地方議員としての立場に限界を感じた」と国政を目指す理由を説明した。
都筑区連合支部は草間氏を推すことで決していたが、宮前区連合支部は28日までに結論が出ず、統一地方選以降に持ち越す旨を県連に報告した。
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