川崎宮前RC 被災地へ義援金180万円
宮前区で活動する奉仕団体川崎宮前ロータリークラブ(長谷川洋一会長)は18日、東北関東大震災の被災地へ180万円の義援金を送った。送り先は宮城・岩手で活動する国際ロータリー2520地区と、福島で活動する同2530地区。
これは同RCが5年後の30周年記念のために積み立てていた予算を、「非常時こそ、ロータリー同士で協力して被災者に支援を」と、義援金として被災地に送ることに決めた。
震災時のロータリークラブ同士の支援の歴史は古く、日本では関東大震災や阪神淡路大震災などで行われてきた。1923年の関東大震災の際は、今の額に換算して約3億円が集まり、被災者の救援や学校の復興が行われたという。
今回義援金を受け取った福島の2530地区大橋広治ガバナーは「今福島は地震や津波だけでなく放射線にも怯えている状態。頂いた義援金は、県や日赤の支部を通して、水や燃料など必要なものに変えて被災者に届くようにしたい。いち早い支援に感謝したい」と話した。
長谷川会長は「震災時に国内だけでなく、海外からも支援の手を差し伸べられていたことを知り、感銘を受けた。義援金を使って何でも役に立つものに変えて欲しい。少しでも被災者の方々のためになれば嬉しい」と話した。
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5月3日
4月26日