科学館に最新鋭メガスター 大平氏が手がけるリアルな星空
今年4月にグランドオープンする多摩区生田緑地内の「かわさき宙(そら)と緑の科学館(川崎市青少年科学館)」に世界最高の星空ともいわれるプラネタリウムの最新鋭メガスターが導入されることが明らかになった。17日の記者会見で阿部孝夫市長が発表した。
新しいメガスターは科学館のために新規開発された次世代型の特別仕様機という。これまで同館に導入されていたメガスターと同様、大平貴之氏が手がけ、有限会社大平技研と日本科学技術振興財団の共同事業体が開発した。「メガスター・スリー・フュージョン」と呼ばれる。
最新型は、精緻な映像を映し出す光学式プラネタリウムと様々な映像や空間表現を可能にするデジタルプラネタリウムの技術を組み合わせているのが特徴。従来型よりも星の色や明るさの差を精密に再現できるため、リアルで自然な星空を映し出すという。
一般投影は建替えに伴ってグランドオープンする4月28日から。毎月、内容を変えて天文現象や宇宙の神秘を紹介する。これまで通り、解説員の生の声で投影する。
プラネタリウムの観覧料は大人400円、大学生・高校生・65歳以上は200円で、改修前よりも倍額となる。中学生以下はこれまで通り無料。
詳しい問合せは同科学館【電話】044・922・4731まで。
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5月3日
4月26日