最新の宇宙開発を解説した澤田さん
ＪＡＸＡ（宇宙航空研究開発機構）開発員で、惑星探査における小型実証機「イカロス」プロジェクトにたずさわる澤田弘崇さんの講演会が先月19日、鷺沼駅前の鷺沼フォーラムセンターで開かれた。
講演は、鷺沼の英数塾「タノクラアカデミー」（田ノ倉千鶴子塾長）が理系進学を希望する中高生と保護者、一般を対象に開いたもの。講師の澤田さんが東京工業大在学時に同塾で講師を務めていたことがきっかけ。当日は、幼児や小中高、大学院生、一般あわせて37人が参加した。
人気絵本「イカロス君の大航海」も監修した澤田さん。日本をはじめ世界各国で進められている宇宙プロジェクトの現状や自身の経歴を振り返りながら、「宇宙にかかわる仕事をしたい」という夢を叶えた軌跡を紹介。澤田さんは「世界では宇宙飛行士と働くロボット開発が進んでいる。苦手な教科でも思い切って先生に飛び込んでみたり、毛嫌いせずに勉強してみると面白くなる」などとアドバイスしていた。
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